DJやる夫mix 「Let’s Get Pop Boogie」ほぼ全曲解説!!
ダウンタウンレコード店主による全曲解説を掲載します
◎DJやる夫コメント
「もうかれこれ15年以上前に掘っていたものばかりです。言わば、私の青春回顧録というべきミックスだと思います」。
1.Intro~Sharing/Vitamin E
幕開けはノーマン・コナーズが手掛けたモダンソウルトリオ、ヴィタミンEによる「シェアリング」。甘く切なくやるせない、甘茶ソウル王道曲。
2.You Got My Love/Front Page&Sharon Redd
プレリュードの歌姫シャロン・レッドをフィーチャーしたフロント・ページ‘79年のディスコクラシック。やる夫さんの二枚使いが炸裂します!
3.I Found Lovin’/Fatback Band
NYのディスコファンクバンド、ファットバック‘84年のシングル。高揚感溢れるアーバンファンク。
4.Azz Iz/Natalie Cole
ナット・キング・コールを父に持つシンガー、ナタリー・コールのボコーダーファンク。プロモオンリーとなるこの12インチはかなりのレア盤です。
5.After Loving You/Omari
マイアミのソウルシンガー、オマリー‘83年のレアシングル。ファルセットが爽快なモダンブギー。
6.SAYONARA/A Taste Of Honey
坂本九「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」カヴァーで知られる女性デュオ ‘82年作。フックの日本語「サヨナラ」がキャッチーなディスコファンク。
7.Here My Love Is/Ebonee Webb
バーケイズ風とぐろ巻きベースを二枚使いで引っ張りまくるイントロがニクい、エボニー・ウェッブ‘83年の粘着ファンクチューン。
8.Out Tonight/Dayton
オハイオのアーバンファンクグループ、デイトン‘83年作。トロピカルテイストが眩いブギー曲。
9.Feelings/Chateau
詳細不明の男性ヴォーカリストによるエモーショナル&ゴスペリッシュな歌いっぷりが堪らない‘84年フレンチブギー幻盤。今回収録したレコードの中で最高額盤だそうです!
10.Free&Easy/Plush
ルネ&アンジェラを中心としたモダンソウルグループ‘82年の四つ打ちエレクトロブギー。
11.All Of Me For All Of You/9.9
リチャード・フィールズのバックコーラスから派生した女性トリオ‘85年のデビューヒット。瑞々しいコーラス映えるライトファンク。
12.Tonight/Whispers
‘60年代から活躍するLAの名門ヴォーカルグループ、ウィスパーズ‘83年作。ブリブリしたベースが快いブギーファンク。
13.Give Me Some Love Tonight/Titus Williams
角松敏生「Springin’ Night」に引用されたことで知られるタイタス・ウィリアムス‘84年のフレンチブギークラシック。
14.Milk&Honey/Chocolate Lips
藤原美穂がヴォーカル参加したユニット、チョコレート・リップス‘84年作。若干ピッチアップして疾走感が増した日本語ブギー曲。
15???
やる夫さんの希望により非公開とさせて頂きます!
16.Add.Let’s Dance/Dancing Generation O.S.T
槇村さとるの少女漫画「ダンシング・ジェネレーション」イメージアルバムからのチョッパーブギーインスト。やる夫さんのディグの振幅の広さを見せつけてくれます。
17.Somebody Elses Guy/Jocelyn Brown
ハウスミュージックのレジェンドシンガー、ジョセリン・ブラウン‘84年作。パワフルな歌声が炸裂したスーパーダンスクラシック。
18.Make Me The One/Crown Heights Affair
NYディスコの代表格グループ、クラウン・ハイツ・アフェアー‘86年のブギーディスコ。爽快なコーラスワークが最高です。
19.What You Want/Platinum Hook
モータウン出身のファンクグループ、プラチナム・フックがRCAへ残した‘83年ラストアルバムからのナンバー。ファンクネス漲る極上ブギー。
20.Never Give You Up/Lillo Thomas
かすれ声がセクシーなNY出身のシンガー、リロ・トーマス‘84年作。ハッシュプロダクション制作のアーバンダンサー。
21.I Just Gotta Have You/Kashif
‘80sブラックコンテンポラリーミュージックの立役者カシーフ’83年のデビューシングル。本ミックスのハイライトとして選曲されたアーバンモダンソウルの大名曲は意図せず追悼トラックとなりました。ミックスを終え程なくしてカシーフ急逝の報に接したやる夫さん曰く「今回のミックスはカシーフに呼ばれ(て制作し)たのかも」。
22.Love Is/Jimmy Silver
英国人シンガーソングライター、ジミー・シルヴァー‘83年作。UKブギーファンクのレア12インチ。
23.Say You’ll Be/Jerome Prister
NYのR&Bグループ、シークレット・ウエポンのリーダーであるジェローム・プリスター‘85年のソロデビューシングル。パトリック・アダムスがミックスを手掛けたメロウディスコブギー。
24.System/Garland
シカゴのソウルシンガー、ガーランド・グリーン‘83年作。ラモン・ドジャー作編曲による爽快ライトメロウソウル。
25.Guy Like You/Donna Washington
LAを拠点に活躍したキュートな魅力のソウルシンガー、ドナ・ワシントン‘82年の溌剌ブギーソウルで大団円を迎えます。
本ミックスは副題を「Four Seasons of Yaruo Autumn」としました。
今回の秋篇から始まり、冬春夏と4シーズン毎に異なったジャンルの音源をリリースしていこうという試みです。
やる夫さんの選曲の妙を多面的に楽しんでいただけたら嬉しいです。
次作もどうぞご期待ください!
ダウンタウンレコード店主による全曲解説を掲載します
◎DJやる夫コメント
「もうかれこれ15年以上前に掘っていたものばかりです。言わば、私の青春回顧録というべきミックスだと思います」。
1.Intro~Sharing/Vitamin E
幕開けはノーマン・コナーズが手掛けたモダンソウルトリオ、ヴィタミンEによる「シェアリング」。甘く切なくやるせない、甘茶ソウル王道曲。
2.You Got My Love/Front Page&Sharon Redd
プレリュードの歌姫シャロン・レッドをフィーチャーしたフロント・ページ‘79年のディスコクラシック。やる夫さんの二枚使いが炸裂します!
3.I Found Lovin’/Fatback Band
NYのディスコファンクバンド、ファットバック‘84年のシングル。高揚感溢れるアーバンファンク。
4.Azz Iz/Natalie Cole
ナット・キング・コールを父に持つシンガー、ナタリー・コールのボコーダーファンク。プロモオンリーとなるこの12インチはかなりのレア盤です。
5.After Loving You/Omari
マイアミのソウルシンガー、オマリー‘83年のレアシングル。ファルセットが爽快なモダンブギー。
6.SAYONARA/A Taste Of Honey
坂本九「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」カヴァーで知られる女性デュオ ‘82年作。フックの日本語「サヨナラ」がキャッチーなディスコファンク。
7.Here My Love Is/Ebonee Webb
バーケイズ風とぐろ巻きベースを二枚使いで引っ張りまくるイントロがニクい、エボニー・ウェッブ‘83年の粘着ファンクチューン。
8.Out Tonight/Dayton
オハイオのアーバンファンクグループ、デイトン‘83年作。トロピカルテイストが眩いブギー曲。
9.Feelings/Chateau
詳細不明の男性ヴォーカリストによるエモーショナル&ゴスペリッシュな歌いっぷりが堪らない‘84年フレンチブギー幻盤。今回収録したレコードの中で最高額盤だそうです!
10.Free&Easy/Plush
ルネ&アンジェラを中心としたモダンソウルグループ‘82年の四つ打ちエレクトロブギー。
11.All Of Me For All Of You/9.9
リチャード・フィールズのバックコーラスから派生した女性トリオ‘85年のデビューヒット。瑞々しいコーラス映えるライトファンク。
12.Tonight/Whispers
‘60年代から活躍するLAの名門ヴォーカルグループ、ウィスパーズ‘83年作。ブリブリしたベースが快いブギーファンク。
13.Give Me Some Love Tonight/Titus Williams
角松敏生「Springin’ Night」に引用されたことで知られるタイタス・ウィリアムス‘84年のフレンチブギークラシック。
14.Milk&Honey/Chocolate Lips
藤原美穂がヴォーカル参加したユニット、チョコレート・リップス‘84年作。若干ピッチアップして疾走感が増した日本語ブギー曲。
15???
やる夫さんの希望により非公開とさせて頂きます!
16.Add.Let’s Dance/Dancing Generation O.S.T
槇村さとるの少女漫画「ダンシング・ジェネレーション」イメージアルバムからのチョッパーブギーインスト。やる夫さんのディグの振幅の広さを見せつけてくれます。
17.Somebody Elses Guy/Jocelyn Brown
ハウスミュージックのレジェンドシンガー、ジョセリン・ブラウン‘84年作。パワフルな歌声が炸裂したスーパーダンスクラシック。
18.Make Me The One/Crown Heights Affair
NYディスコの代表格グループ、クラウン・ハイツ・アフェアー‘86年のブギーディスコ。爽快なコーラスワークが最高です。
19.What You Want/Platinum Hook
モータウン出身のファンクグループ、プラチナム・フックがRCAへ残した‘83年ラストアルバムからのナンバー。ファンクネス漲る極上ブギー。
20.Never Give You Up/Lillo Thomas
かすれ声がセクシーなNY出身のシンガー、リロ・トーマス‘84年作。ハッシュプロダクション制作のアーバンダンサー。
21.I Just Gotta Have You/Kashif
‘80sブラックコンテンポラリーミュージックの立役者カシーフ’83年のデビューシングル。本ミックスのハイライトとして選曲されたアーバンモダンソウルの大名曲は意図せず追悼トラックとなりました。ミックスを終え程なくしてカシーフ急逝の報に接したやる夫さん曰く「今回のミックスはカシーフに呼ばれ(て制作し)たのかも」。
22.Love Is/Jimmy Silver
英国人シンガーソングライター、ジミー・シルヴァー‘83年作。UKブギーファンクのレア12インチ。
23.Say You’ll Be/Jerome Prister
NYのR&Bグループ、シークレット・ウエポンのリーダーであるジェローム・プリスター‘85年のソロデビューシングル。パトリック・アダムスがミックスを手掛けたメロウディスコブギー。
24.System/Garland
シカゴのソウルシンガー、ガーランド・グリーン‘83年作。ラモン・ドジャー作編曲による爽快ライトメロウソウル。
25.Guy Like You/Donna Washington
LAを拠点に活躍したキュートな魅力のソウルシンガー、ドナ・ワシントン‘82年の溌剌ブギーソウルで大団円を迎えます。
本ミックスは副題を「Four Seasons of Yaruo Autumn」としました。
今回の秋篇から始まり、冬春夏と4シーズン毎に異なったジャンルの音源をリリースしていこうという試みです。
やる夫さんの選曲の妙を多面的に楽しんでいただけたら嬉しいです。
次作もどうぞご期待ください!